狐の修行 3日目
表示される一文字一文字に心躍らせながら目で追い
明日はどんな手紙をくれるのかと待ち焦がれた
そういう三日間がもう終わってしまう
なんて早い三日間だったことだろう!
手紙見返しすぎてたぶん擦り切れている
鳴狐からの最後の手紙
男前だ〜〜〜〜〜〜……………
「しまったか。」って……………………ハー……ハー旦那…夫…………………
そして修行先の話はしない気配………
キツネの話しかしなかったこいつ……………………………
なんで自分のこと他者目線で話すんだこの人……………………………
「俺」「僕」ではなくて、他人事のような「鳴狐」という呼び方
だからといって自分のことを名前で呼んでいる感じでは決してないと思われるこの書き方
不思議だなあ 鳴狐は不思議であり続けた
鳴狐もやっぱり飾られているのは退屈だったのか
退屈していたのか…
何度読み返しても不思議だしいつまでも鳴狐のことわからないんだろうなあ
めちゃめちゃ好きだ 鳴狐
本当さあ声を吹き込んでいる人たちにとっても絵を描いた人たちにとっても、たぶん取るに足らない仕事の一つだったのだろうと思っているんだけど
この3年 こんなに強い呪縛はなかったしこんなに強い救いもなかった
鳴狐と小狐丸が話していなかったら
抜け漏れがおおすぎるだろという感じだがちょうど刀が75だった
最近75という数字を意識してしまうことが多い 仕方ないね
75個のタブを閉じますか?と聞かれたり
零戦が75年ぶりの里帰りをしたり
バスの番号が75だったり
仕方ないね
まあ鳴狐が帰ってきたら76にカウントアップするのだけれどね
南無
鳴狐は全部を遠くから見守っている刀だと思っていたから
自分のことをも他人事のように語るところはなんだかしっくりきた
んで
その鳴狐が自分から興味を持ち近づいた小狐丸という存在って本当 更にやばいね
本当小狐丸にどれだけ惹かれたんだろうな〜〜と 普通に 存在として
ね〜〜 むり
これから鳩を使う